鷺娘/日高川入相花王(さぎむすめ/ひだかがわいりあいざくら)予告動画
『鷺娘』作品紹介
1978年に初めて「鷺娘」を演じた玉三郎は、1984年、世界的アーティストが顔を揃えたメトロポリタン・オペラハウスのガラコンサートで上演して大喝采を浴びました。その後もロンドン、ベルリン、ウイーンなど、芸術の都で次々と成功させ、いずれも高い評価を受けました。こうして国内外で上演を重ねる毎に、その圧倒的な美しさと完成度を高め、「鷺娘」は玉三郎の代表作の一つとなりました。
しんしんと雪が降る水辺の岸に、柳の木が一本立っています。その柳の傍らに、蛇の目傘をさした娘が佇んでいます。白無垢、綿帽子姿のその娘は、実は白鷺の精でした―
しんしんと雪が降る水辺の岸に、柳の木が一本立っています。その柳の傍らに、蛇の目傘をさした娘が佇んでいます。白無垢、綿帽子姿のその娘は、実は白鷺の精でした―
『日高川入相花王』作品紹介
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の作品で、人形振りでみせる趣向となっています。恋する安珍を追って日高川の渡し場にたどり着く清姫ですが、船頭は川を渡してくれません。安珍への嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫はついに―。人形遣いを尾上菊之助が、船頭を坂東薪車が勤めます。
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